COMICの歴史
戦争時代に人気のあったCOMICとして有名なのが、「のらくろ」です。
「のらくろ」は、昭和6年に「少年倶楽部」に掲載されたCOMICです。
作者は田河水泡です。
野良犬が猛犬聯隊に入隊し、一歩一歩の努力で不幸を追い払い、出世していくというストーリーです。
戦争時代のため、兵隊になり出世することが少年の夢であったことがわかります。
「のらくろ」の構成は1ページに3コマで、コマの左右から登場人物が出てくる紙芝居のようなコマが多いのが特徴です。
戦後人気がでたのが手塚治虫です。
彼は「COMICの神様」と呼ばれ、未だに人気があります。
戦争に負けて希望がない時代に、人々はCOMICに明るい未来を求めたのでした。
手塚治虫の作品は、独特のヒューマニズムが特徴です。
演劇を基にした表現法や内容の深さ・幅広さには定評があり、後のCOMIC家に大きな影響を与えています。
彼の代表作といえば、やはり「鉄腕アトム」でしょう。
テレビ放送が開始されると、テレビアニメとCOMIC雑誌が連携を結ぶようになりました。
つまり、テレビアニメの原作としてのマンガやテレビアニメを連載したマンガが増えたのです。
この頃から、COMICの週刊誌・月刊誌が登場するようになったのも、そのためです。
オイルショックの頃、世間の不況にも関わらず、COMIC業界は好況でした。
COMIC界最大のイベントに成長するコミケが始まったのもこの頃です。
平成以後、COMICの売り上げはピークに達しました。
人気COMICの多くがドラマ化や映画化がなされるようになったり、ゲームになったりと、メディアミックスの関係性も強くなっています。